マインドフルネス瞑想とは今に意図的に意識を向け、ジャッジを下さず、ありのままを認識するための実践的なトレーニングのことです。
『今、ここ』の状態に意識を向けることで、様々なリラクゼーション効果や自己能力を向上させることができます。
マインドフルネス瞑想が一般的な瞑想よりも生活に取り入れやすいのには理由があります。
この記事ではマインドフルネス瞑想の基礎知識を解説していきます。
基礎知識を学ぶことで、私の生活にも取り入れてみたいと思っていただけたら嬉しいです。
マインドフルネス瞑想と一般的な瞑想との違い
一般的な瞑想は宗教の考えをもとに考案されたものが多く、瞑想を行うことは精神面の修行と考えられています。
有名なものだと、パッと思いつくのが”座禅”かもしれません。
ただ、座禅と瞑想は違うと言われてる方もいて、座禅には座って、目を閉じ、制止した状態で行うという決まりがあるのですが、瞑想には具体的な決まりはないと言われています。
宗教のなかには様々な流派があり、その在り方にはそれぞれ違いがあるので、瞑想とはこういったものであると決めつけることはできませんが、宗教と密接に関わっているのが一般的な瞑想です。
その点、マインドフルネス瞑想は思想的なものとは一切関係がないので、気軽に取り組める瞑想法となっています。
だからこそどんな人の生活にも結びつきやすいんですよね。
マインドフルネスとは?
マインドフルネスとは『今、ここ』の状態に意識を向けることです。
自分の心と体の状態、呼吸、目の前にあるものの状態に意識を向けて、価値判断や評価をすることなく明確に認識している状態がマインドフルネスです。
人のマインドは無意識のうちに過去や未来を往来し、目の前のことへの集中を失っていることも多く、感謝や満足感や幸福感を十分に得られない状態を作り出しています。
過去や未来にあるマインドがネガティブなものであれば、ストレスも優勢になり心身に悪影響を与えるでしょう。
マインドフルネス瞑想の目的とは?
マインドフルネス瞑想の目的は今、ここの状態にマインドフル=満たされる状態を目指すことです。
マインドフルネス瞑想には『こうでなければいけない』という明確なルールや決まりはなく、瞑想の方法もたくさんの種類があるんですね。
しかし、明確なルールや決まりがないとは言っても実践する瞑想の種類によっては、こうすると瞑想が深くなる、こうすると瞑想の効果が十分に得られるという基本ルールややり方というのはあります。
ただ、マインドフルな状態になることができるのであれば、瞑想のやり方にはこだわる必要がなく、自分が行いやすい瞑想法を実践すれば良いと私は考えています。
マインドフルネス瞑想によって得られる効果
マインドフルネス瞑想によって得られる効果を11個ご紹介します。
- 集中力の向上
- ストレス耐性の強化
- 創造性の向上
- 思考の改善
- 脳疲労の回復
- 記憶力の向上
- 睡眠の質アップ
- 自己理解・自己共感・自己受容が深まる
- 他人を受け入れることができるようになる
- 仕事のパフォーマンスが上がる
- 心身が安定するようになる
マインドフルネス瞑想を行うことで自己能力の向上や様々なリラクゼーション効果も得ることができると言われています。
まとめ
ここまでの内容をまとめていきますね。
- 一般的な瞑想は宗教の考えをもとに考案されたものが多い。
- マインドフルネス瞑想は思想的なものとは一切関係がないので、気軽に取り組める瞑想法。
- マインドフルネスとは『今、ここ』の状態に意識を向けること。
- マインドフルネス瞑想の目的は今、ここの状態にマインドフル=満たされる状態を目指すこと。
- マインドフルネス瞑想によって得られる効果は集中力・記憶力の向上、思考の改善、脳疲労の回復、心身の安定など。
マインドフルネス瞑想の基礎知識について解説してきました。
マインドフルネス瞑想は普段の生活に取り入れやすく、得られる効果は現実の生活や仕事にも活かしていくことができます。
この記事を読んで、瞑想をやってみたいと思っていただけたら嬉しいですね。